情報セキュリティスペシャリストに受かった
情報セキュリティスペシャリストに受かった
表題の通りです.大学院生の間に高度試験に一つは受かっておきたかったので目標が叶いました.
行った対策などを残しておきたいと思います.
情報セキュリティスペシャリストとは?
独立行政法人であるIPAが行っている情報処理技術者試験の一つです.
情報処理技術者試験試験には4つのレベルがあり,その内の最高レベルの一つが
情報セキュリティスペシャリストです.
情報システムや組織に対する脅威や脆弱性を評価し、技術面・管理面での有効な対策を遂行できる セキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指す方に最適です。 情報セキュリティの重要性はますます高まっており、いま最も旬なエンジニアです。
上記ページより引用してみました.まあ大仰なことは書いてありますが,試験の中身を見てみると
高度に技術的というよりは如何に人間という最悪の脆弱性と戦うか,といった試験のように思います.
まあ実際の仕事でもそうなんでしょうね・・・
個別のセキュリティ問題に関してというよりは,どこに脆弱性が起こり得るか,ということを
考える知識はついたように思うので,セキュリティの初歩を学ぶ上ではとてもいい試験だと思います.
自分も,ここからさらに知識を広げていきたいですね.(更新制になるという噂もありますし・・・)
点数
点数は正直よくありませんでした・・・特に午後II.まさかの及第点ギリギリ.
得点 | |
---|---|
午前I得点 | 78.20点 |
午前II得点 | 76.20点 |
午後I得点 | 78点 |
午後II得点 | 60点 |
それぞれ満点は100点,合格基準点は60点以上です.午後IIほんとにやばかった.
自己採点などはしていないので何が原因かはわかりませんが,読解力のなさが如実に出た気がします.
高得点を狙うならば,文章力が必須かと.
行った対策
買った参考書は以下の二つです.
二つともとても勉強の役に立ちました.特に下の過去問題集では,IPAの公式解答に異議を唱えていたりとても面白かったです.:)
一つ目を試験の始まる三ヶ月ほど前に購入し,一ヶ月ほど前までだらだらと勉強していました.
一週間前に過去問を始めて解いて30点ほどしか取れなかったので慌てて過去問題集を買ってきて
ひたすら過去問を解く→わからない問題・分野を復習するということを繰り返しました.
試験を受けてみて
上にも書きましたが,午後の試験は文章題です.問題文の文意を的確に汲み取る必要があります. また,記述の問題では高度な答えではなく,拍子抜けするくらい簡単な答えが正答である場合があるので, やはり慣れる意味を込めて過去問を解くのは必須でしょう.(「会社のラップトップを社外に持ち出すときに 気をつけるべきことはなんでしょう」→「肌身離さず持ち歩くこと」が答え!?)
次はデータベーススペシャリストを受けてみようと思っています.データベースの知識もわずかにしかないので また勉強が大変そう・・・